シュノーケル Love

地球上の全ての海を潜る勢いで書くシュノーケルログ

梅雨の過ごし方

こんにちは、うーちゃんです。

 

週末に雨って言うのは極めてもったいなく感じる性質の

うーちゃんです、梅雨のころは更なり。

 

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アロエも雑草に埋もれていとをかし。

 

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紫陽花はまだ咲かない。

 

そんな訳でね、梅雨時期の過ごし方としての一つに

音楽鑑賞って言うのがあると思うんです。

音楽鑑賞と書くと、クラシックをジャジャジャジャーンって

聴いているイメージですけど、

好きな曲を好きなように聞くスタイルで良いんです。

 

うーちゃんが最近ハマってて、買ったCDはこれ、

 

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酸欠少女さユり さんの弾き語りアルバム 「め」 です。

 

彼女の真骨頂は弾き語りにあると

個人的には思っています。

そして、その思惑通りにとても素晴らしいアルバムです。

さユりさんはアコースティックギターを表現方法と言っていました。

それは、フュージョン界では当たり前でも

シンガーとしては辿り着くのに難しい領域だと思うんです。

なぜなら、6弦よりも言葉の方が伝えやすいからです。

でも、彼女は表現方法と言い、そして、そのギターには

想いがこもっている、そう感じることのできるニュアンスが

このアルバムには散りこめられている、そう感じます。

 

今現在、テクノロジーの発達によって

CD界隈は絶滅の危機に陥っています。

もうCDを買うという行為がマイノリティであり、情弱と言われかねない行為です。

でも、あえてCDを買うというのはアーティストに対しての

敬意と応援にほかならない。

自分が欲しいものを手にすることで誰かの応援になるって

本来、とても美しい行為です。

今のテクノロジーは弱肉強食感が強いというか

和と言うモノを感じないので、そういう部分は

個人的に残したいと思っての行動でもありますし

単純に次の作品が聴きたいのです。

でも、こう言うコンセプト系のアルバムはCDで売って正解だと思う。

結局は好きな人しか買わないのだから、アンチを生みにくいだろ?

買ってまでアンチするのは立派な経済活動ですし。

 

そんな訳で、このアルバム

本当に味のある作品です。

なんだろう、夏の暑かった日の夕暮れに聴きたい感じの侘しさ

アコギが染み入る様は琵琶法師の琵琶のごとく

スッと身体に入ってきます。

 

もう、全部がお気に入りですけど

 


さユり - ミカヅキ / THE FIRST TAKE

 

良いよねぇ。

 

アコギって昔から好きな楽器でね。

フュージョンでもアコギ系の曲が好き。

特に好きなのが Jonthan Butler で

20年以上前のアルバムをまだヘビーローテーしてるくらい、

このお気に入りの昔のアルバムの

曲の背景にあるアパルトヘイトとかそう言う事を知れば知るほど

曲って言うのは厚みを増していく。

音楽ってメッセージだから、

アーティストの想いを余すとこなく受け止めたいと思うんです。

まぁ、曲を聴くスタイルは人それぞれだから

楽しんで聴ければオッケーだとは思うけど、

人は時に音楽に励まされ、勇気をもらい

時に泣き、慰められて成長する。

そんなシーンの一つ一つに曲が紐づいててさ

記憶の中で思い出に彩りを添えてるんだよね。

そう思うと音楽って身近であり、大事なものだよねって思う。

そんなシーンを飾る曲を梅雨の時期に探すのも良いと思うのです。

 


Jonathan Butler - Warm Colours

 

では、個人的に大好きなこの曲を聴いて、

また次回。