シュノーケル Love

地球上の全ての海を潜る勢いで書くシュノーケルログ

秋の気配、芸術についての一考察

こんにちは、うーちゃんです。

 

9月も後半って事で、シルバーウィークの最中から

空気が秋に移ろいで来てるような気がします。

海の中や上で過ごす趣味を持つ者として

ちょっと悲しい気分になるんですけど

季節は移ろい、そして繰り返す

その繰り返しの中で生きているんだから

また、輝かしい夏はすぐに来るよ。

こんな前フリなので、海は関係ないです。

 

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昨日は夕方から散歩に出かけ、

横須賀らしい風景に溶け込んできました。

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そして、日の沈む時間も早くなったなぁって実感です。

ちなみに画像の左下は、スマホのUIをandroid10ベースに

アップデートしたら、設定がデフォルト化され出てきました。

皆さんは気を付けましょう。

 

さて、シルバーウィークの4連休、

天気が微妙だったり、天気予報が微妙に当たらなかったりして

海に行かなかったのです。

そんな訳で、秋らしく読書したりして

芸術に寄り添ったのですよ。

そんな中、引き出しからイヤホンを引っ張り出してきて

音楽に浸ったのですが、コレが脳汁溢れるほど素晴らしくてねぇ、

久々に聴いた愛機 Westone UM pro30 の音が素晴らしかった。

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これね。

リケーブルしてるけど、素晴らしく好みの音を出してくれる。

ウン年前のモデルとは思えない完成度よ。

以前はこの音が好きすぎて、通勤やらなんやらに

ヘビーローテーションで使ってたんですが、

スマホがイヤホンジャックレスになった関係で

ワイヤレスばっかり使ってたから、ホントに久々。

ちなみにワイヤレスは

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これ、

各方面で評判が高い、NOBLEAUDIOのFALCON

確かに素晴らしい音と音場を演出してくれるんだけど

やっぱり比べてみると、ワイヤレスと言う自由さと引き換えに

音には越えられない壁があるんだなぁって感じるね。

例えば、ヴォーカルの近さ、

よくイヤホンとかスピーカーのレビュー記事に

女性ボーカルの口の動きが見えるようとか言う言い回しがあるけど

そう言う生々しさと言うかリアル感もしくは空気感

まぁ、なんて書いても変態っぽさは変わらないんですけど

そう言う変態感性の部分はワイヤレスはまだ届かない領域のように感じる。

例えばアコースティックギター

これは各弦の震えが見えるように感じられるのも有線に一日の長がある。

それでもワイヤレスの自由度はその犠牲を払ってもいいくらいの

魅力はあるけど、家とかではやっぱり有線かいいよね。

本音を言えばスピーカーが良いよね。

まぁ、イヤホンの事を書き始めると2万文字くらい書いてしまいそうなので

また今度と言う事で、本題に入ろう。

 

そんな訳で、ハードロックと言う芸術に触れていたんですけども

今はもう絶滅危惧種に指定されそうなジャンルになってますが

昔は一大ムーブメントとしてキャーキャー言われてたんですよ。

まぁ、ムーブメントが盛り上がって来た時は、

まだドロドロだったりクソガキだったので

そんなロッケンロールな生き方を自分で選べるような分別は持ち合わせて

無かったんですけど、盛り上がりもピークを過ぎたあたりに

うーちゃんも立派な反抗期でロッケンロールだった訳ですね、はい。

 

ところで、ハードロックって人によって定義が違うと言う

非常に便利な言葉なんですけども

個人的にはメロディアス派とスピード&シャウト派に分かれるんです。

ロディアス派はキャッチでポップなメロディーと

歪ませたギターサウンドのギャップ萌えに

政治的な意味合いをダブルミーニング

歌詞に織り込み更にギャップをラブ注入する手法。

ハノイロックスだったり、ボンジョビだったり。

 

そしてスピード&シャウト派はメロディアス派とは対照的に

他のバンドよりギターはより速く、ヴォーカルはより高くを

追求して行き過ぎちゃった人たちの総称であると定義できる。

イングウェイ・マルムスティーンとかね。

 

両方の共通点はロン毛が多いってことくらいかな

うん、ローリー寺西みたいな見た目が多かったよね。

 

うーちゃん的にはメロディアス派が好きだったんですけど

Cinderellaのようにブルージーフュージョンするタイプも

魅力的だったなぁ。

 

で、今日 ハマったのが WhiteLion

まぁ、洋楽の情報が雑誌かTVKしかなかった時代背景ですから

知っている人も少ないバンドですけど、

スピード&シャウト派が時代をそのスピードで引き離そうとしていた時に

コーラスまでしっかりと力を入れた良いバンドだったんですよ。

解散後再結成まで出来ているバンドなので

人気、実力もクリリンより上だろって思っているんですけどね。

 


White Lion - Broken Heart

こんな感じのバンドです。

 

愛しさと切なさと暑苦しさとが同居した中に

中二心を刺激するドラマチックなサビへの展開

英語なんか分からなくてもBrokenHeartってだけで

共感しちゃうようなガラスの十代の心にジャストミート

 

うん、良いよ。

そう言えば、Wikipediaによると

ハードロックとはギターとヴォーカルが主役で

ベース、ドラムはわき役である とか書かれてるけど

ちょっと失礼じゃね? 

リズム部隊が音の主軸であり、その良さが分かるようになってから

大人を名乗ってもいい、成人になるための通過儀礼くらいは書いて欲しいわ。

 

まぁ、その失礼なWikipedia

ハードロックは曲に途中に長いギターソロが入るのが特徴とも書いてある。

そうなると、今の日本の音楽シーンとかってハードロックの影響を

もろに受けてるじゃない。

そう言う事実を知ると、途端に日本の音楽シーンも愛でたくなる不思議。

 

そんなルーツへの回帰をしてみたシルバーウィークでした。