シュノーケル Love

地球上の全ての海を潜る勢いで書くシュノーケルログ

細分化におけるマッチングの技術とセンス

こんにちは、うーちゃんです。

 

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先週から某三重県に仕事で来ています。

この状況下での移動に不安感とかもありましたが

何ともないのが現状です。

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昨日は雨で肌寒い感じでしたが、今日はいい天気です。

でも、地域的に非常事態宣言は解除されたっぽいですが、

観光やら、外での飲食やらは自粛しようと思ってるので

スーパーやコンビニに行く以外に休日は宿からでないので

なんだか微妙な感じです。

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カップラーメンでこっちの食を味わうのです。

コロナ終わったらあらためて観光に来ることを約束します。

 

さて、以前って言っても数カ月前に、ここ三重県に仕事で来た時に

行った温泉の岩盤浴で休憩中に読んだ漫画 ゴールデンカムイ の

アニメをゴールデンウィークからアマゾンプライムビデオで

見始めたのですが、無事に2期まで見終わりました。

ゴールデンカムイに限らず、最近の漫画はパロディを上手く散りばめていて

元ネタを知っているとより楽しめるものが多いと感じます、

個人的には細かい描写や伏線などが好きなので

アニメよりも漫画派なのですが、アニメはアニメで気楽に見れて

良いものですね、って思いました。

そんな訳で、他にも何か見たいなぁって思いまして

僕だけがいない街 を見たんです。

キッカケは

ゴールデンカムイ2期のオープニング曲が好きすぎてね、


酸欠少女さユり×MY FIRST STORY『レイメイ』MV(フルver)TVアニメ『ゴールデンカムイ』第二期OPテーマ

これね。

正直言いますと、MY FIRST STORY も さユり も知らなかったんですが、

両方とも声が好きでね、一気に引き込まれたよ、

MY FIRST STORY はサウンドも骨太でカッコいいし、

とにかくヴォーカルの声よ、コレが森遺伝子の威力なのか

憧れ型の声ですよ。

さユり の声も印象的でヴォーカリストとして魅力的でいいですね。

と言う訳で、 さユり 繋がりで 僕だけがいない街 を

見ようと決めたんです。

北海道だったり共通点は他にもあるんだけど

まぁ、さユり の曲はエンディングテーマなんですけど、

これがまた、作品と溶け合うように合っていて素晴らしいんですよ。


酸欠少女さユり『それは小さな光のような』MV(フルver)アニメ「僕だけがいない街」EDテーマ。『来世で会おう』MV(フル)とタイムリープしたMV

これな。

 

昔のアニメって、専用の曲があったじゃない

アニメ名が歌詞にガッツリ入った専用曲がさ、誰も2番を知らない様な曲がさ。

それが、ある時を境にアーティストの曲をそのまま使うようになったよね。

それは、そう言うタイプのソングライターが引退したのか

既存の曲を使うほうが楽なのか分からないけど、

個人的に るろうに剣心 にジュディマリは違うよなって思ってたもんです。

イエモンもどうかとは思うけどさ。

でも最近のアニメの曲ってさ、完全にタイアップって言う関係性で

作られてて、作品の雰囲気に曲も声も合ってるし

クオリティが段違いにレベルアップしてるよね。

まぁ、それだけ収益性の高いコンテンツに成長したって事だろうけど。

前出の「レイメイ」にしたって

MVまでもゴールデンカムイをフューチャーしてるしね。

 

そう言うモノ作りってユーザーからしてみれば嬉しいことじゃん。

珍しいと思うのよ。

 

あくまで個人的な意見だけど、

最近、世界的に音楽業界って

細分化の果てに行き着いた終幕

みたいな感じがあるじゃん。

それはCDからダウンロード、サブスクへと商業体制が

変化していく中の痛みの一環かもしれないんだけど

細分化って広く広く見てみると究極の一極化って感じがするのよ

音楽の場合、流行を産み出す人が、近年で言うと

EDMが流行った時、一握りのトラックメーカーが

シーンのほとんどのシェアを独占した。

それはトップチャートとかを見れば一目瞭然で

そう言う流行のトラックメーカーが流行りのヴォーカリスト

フューチャーリングして、売り上げを倍増させるスキームを使っていた。

つまりは細分化って流行の組み合わせであって

上にいる人の総取りじゃん?

 

でもね、日本の少なくともアニメ業界における

曲作りの細分化は職人仕事的だ。

雰囲気に合ったソングライティングをする人がいて

それを歌い上げるヴォーカリストがいる。

さユり だってシンガーソングライターだけど

ヴォーカリストとしてプロに徹する。

職人じゃない?

だからこそ空気感まで演出できるんだと思う。

素晴らしい仕事をありがとうとしか言えないですけど、

あのエンディング曲だからこそ

作品の余韻を感じることができるんだと思う。