こんにちは、うーちゃんです。
週末の雨ってなんとなく損した気分になるので嫌いです。
でも読書が捗るのは良い事でもある。
メタル脳、なかなか面白い本でした。
Lamb of God - Checkmate (Official Video)
本に影響されて紹介されてるメタルを聴いてみたけど
もともと嫌いじゃないのよね、メタル。
何て言うの？落ち着くって言うのかな。
本の中でも「メタルはプラスしていく音楽なんです」
って言う所に興味が持てました。
さて、本題
最近の世の中ってさ、サブスクだのサスティナブルだの
難しい単語を並べ立てるじゃん。
分からなきゃ自分で調べればいい時代だけどさ
かたやデジタル格差がとか問題になってるしささやかな矛盾を感じます。
本来メディアってものは分かり易くお伝えすることが信条だったんじゃないの？
それなのにネット時代に入ってからは、
その情報が本当に正しいのか、本当に得なのかを吟味する必要が
昔よりもある、もはや生きるための必須スキルくらいにはある。
そんな事を考えていたらラジオから
「トヨタのKINTOが黒字化が見えてきた」と言うニュースが流れてきた。
KINTOと言えば車製造大国ジャパンが誇るトップ企業トヨタのサブスクだ。
このニュースを聞いて如何わしく思う天邪鬼なワタクシは
色々考えを巡らせたのです。
あくまで個人的な考察です。
同じサブスクと言っても自動車は音楽と違い
聴き放題って訳にはいかぬ、確かに乗り放題だけど
燃料代は自分持ちだし、駐車場代もかかる。
そして乗り放題と言っても選んだ車だけであって
車種変更にじゃ別途お金がかかる。
更にスピーカーとかも変えられないから
あの純正の音を聴き続けなきゃならない苦痛。
さて、本当に得なのか？
駐車場代に燃料代がかかると言う事は
車所有においてかからないのは保険と車検等の点検整備費だ
でも3年で乗り換えると言う人は車検代はかからない訳だし
保険代だって3万円/年くらいでしょ？
そういう訳で、比べてみた。
まず手ごろなところでヤリスを選んでKINTOでシュミレートします。
ハイブリットのXを選んで出てきたのが
47300円/月です。
正直高くね？ ヤリスで5万弱ですよ。
次にトヨタでヤリスの見積りシュミレーションを
ハイブリットXでオプションを揃えるためディスプレイオーディオを選んで
2009000円
まぁこんなもんだよねぇ。
それをふまえると、43カ月で元が取れる金額設定になっていると
43カ月、3年半、さてこれは得なのか？
そもそも、KINTOで選んだ車って新車で来るの？
中古車だったらもっと安くなるわけでしょ。
と言う訳で、中古車を検索してみたら
ヤリスのハイブリットXは大体170万円くらい
そうすると36カ月、つまり3年で元が取れる計算
車のサブスクでのメリットの一つに車種交換と言うのがある
3年契約したけど途中でサーフィン始めたからデカい車が良いとかに
なった場合、交換してくれるみたい
ただ、3年契約の場合1年半以降で1か月分の手数料がかかると言うもの
まぁ、携帯機種変世代ならそんなもんよねって思う内容である。
ここまで調べてみても個人的には響かない。
まぁ、今の車も14年目に突入してるし、そんなにころころと変えないからかも
しれないけど、個人的には得さを感じないんだなぁ
これが冬場だけ４WDに替えられますよ同料金で、とかなら魅力はあるかも
だけど、逆にこのシステムで黒字化が見えるほど利用者が多いって言うのも
世間と自分とのギャップに驚くわな。まぁ、マイノリティだって事ね。
だって、だってだよ。
たとえ新車買ったとしても3年半で元が取れるわけで、
永遠に自分のものにならないサブスクとじゃ雲泥の差じゃない？
まぁ、今はモノは所有しない時代ですよって言われれば
すみませんとしか言えないけど、だったら元取ってからそれを売れば
その売った金額だけ得するわけでしょ？
って考えてしまう、ワタクシは天邪鬼？
実際は工場の生産ラインや中古車の流通等様々な要素が絡んでの
黒字化の見通しだと思うから
こんなところで1個人がとやかく考察しても無意味なのは分かってる。
でもね、そういうメーカー側の視点とユーザー側の視点は
違う訳だから、経済専門ニュースでならともかく
ラジオでサラッと流すニュースでそう言われたら
得なのかもって思う人も一定数いると思う訳で
それって完全にステルスマーケットになってるんだな
って思ったりもする。
結局は自分にとって何が一番得なのか最終的に決断するのは自分と言う
1個人だからその決断に後悔を伴ってほしくないなぁとは思うけど
それを惑わす情報が異常に多い世の中だなぁとも感じる今日この頃です。
