シュノーケル Love

地球上の全ての海を潜る勢いで書くシュノーケルログ

シュノーケルと安全についての一考察

こんにちは、うーちゃんです。

 

最近って夏の終わりが早まってるように

感じるうーちゃんです。

ちょっと寂しさを感じるよね

 

それでも海は美しい。

 

さて、最近はブログ更新を疎かにしていましたが

SUPシュノーケルを模索してました。

そしてカメラ持っていく余裕がありませんでした。

が、SUPシュノーケルのイイカタチが見えてきたので

今まで行けなかったポイントでシュノーケル出来るかもです。

 

さて、夏が終わりそうな時期に

こういう記事をアップするのも

アレなんですが、

振り返れば、今年も海の事故が多かった気がします。

シュノーケル事故も多く感じられました(WEBニュースでよく見た感じ)

地元横須賀でも数件ほどシュノーケル事故の記事を見たくらいです。

 

そんな訳で、うーちゃん流シュノーケル安全のススメ

を伝授したいと思いました。

楽しいはずのジュノーケルを悲しい事故にしないために。

 

この記事は海(そして自然を相手にする趣味全部)の安全を

確約するものではありません。

この記事を読んだからと言っても安全ではありません。

無理をしないようにしてください。

事故が起こっても責任はとれません。

自然相手の事柄すべては自己責任であり、

その責任を負う覚悟のある者のみが楽しむ権利を得るのです。

大切なのは自分の実力とリスク管理です。

 

まずは当たり前の事ですけど

体調は万全に、調子悪い時は海に入らない  

です。

魚は逃げるけど海は逃げませんから。

類似事項に

海況が悪い時は海に入らない

があります。

海に関わらず自然相手の趣味は

人間の無力さを知ることから安全が始まると

思っております。

自然は巨大で偉大でリスペクトすべき相手です。

これは全ての自然に対しての意見です。

 

では海況の悪い時って何?

って疑問が沸き起こると思います。

 

まずは風の強い時

エントリーしようと思った海が風の影響を受けているときです。

白波が立っていたりうねりが届いていたり

浮いててもうねり等で身体が揺れるコンディションは危険です。

彼岸流も強くなりがちです。

魚も避難している場合が多いので

良い事はありません。

こう言う場合には風をかわせるポイントに移動するのが得策です。

歩いてポイント移動できるところがシュノーケルにとって理想であり

この辺り油壷は優秀です。

 

次に流れです。

 

海は常に流れています。

当たり前のことです。

 

ですからエントリーするポイントの流れを知ることは

安全にシュノーケルを楽しむための第一歩です。

 

近くにダイビングサービスがあれば聞いてみるのが

一番です。

実際にモルディブに行ったらリゾートのダイビングサービスに

潮の流れを聴くのは初日のマスト事項になっています。

 

日本で言えば沖縄は特に流れがヤバいらしいので

要注意です。

ちなみに東京湾も結構複雑な流れらしいです。

 

で、流れって分かるの?

って疑問、当然あると思います。

 

それが解るのですよ

 

以前ショートボードをやっていた時に

お世話になっていたショップの店長さんが

「初めてのポイントはまず岸から海を眺めて流れを把握する」

って言っていました。

サーフィンは沖に出なければなりませんから

カレントを利用して沖に出ることが結構ありますし

波が割れるポイントを維持する為に流れを把握していたほうが

何かと有利なのである。

 

うーちゃんもソレに倣って

岸から流れを確認しています。

 

例えば油壷荒井浜

 

ここですね。

 

夏の間、だいたい多くの日は

この荒井浜のポイントは

沖の岩(根)の辺りが

向かって左から右へと流れています

こんな感じです。

なので岩の左側に行くと結構荒れた感じになっていることが多いです。

そして、午前よりも午後の方が風の影響を受けてか

流れが強くなることが多いです。

(あくまで多くの日がって事で違う日もありますよ)

後は入る時に流れの強さを見て、今日は左側行けるかな?

とか右側で楽しもうとか、ちょっとこのポイントは止めておこうとかを

判断するわけです。

でも、見た目だけで判断するのは逆に危険なので

勿論入水してからも常に流れには気を使ってるつもりです。

流れが強くなってきたとか

流れが変わったとかを感じたら安全なゾーンに移動するか

一度上陸するかを決断します。

流されるケースとしては、水中に夢中になりすぎて

気づいたら流されてましたと言うケースだと思います。

なので、一定時間おきに陸地を見て位置が移動してないか

流されていないかなどは絶対にやって欲しいい事の一つです。

ナチュラルナビゲーションって言うんですけどね。

 

ちなみに、2週間前の九月第一週の週末は

流れが逆でした。

こうですね。

 

この日はさすがに経験が無い流れだったので

荒井浜では入りませんでした。

安全とは臆病になるくらいが丁度良いと思っています。

 

台風が発生しているとき

例えば沖縄付近に台風があったとしても

その影響は関東の海くらいまでは届いています。

天気は晴れていて風も穏やかで

海も一見穏やかに見えたとしても

いつもと違う流れが入っていたり

急に流れが変わったりするので

注意したほうが良いと思います。

 

後、基本的な安全策ですが

一人で海に入らないと言う事です。

 

ダイビング界隈ではバディシステムと言う

ツーマンセル、つまり二人一組で潜ると言うシステムのおかげで

安全が格段に上がったと言います。

ダイビング事故のほとんどは

バディシステムが機能してない事でおこっています。

 

そんな訳でシュノーケルも一人より複数で海に入ることで

流されたり溺れたりでの生存率が上がると考えています。

 

潜る時も二人同時ではなく一人ずつ潜る事で

ブラックアウトでの死亡事故も減らせると思います。

まぁ、ブラックアウトにならないように潜る事が大事ですけどね。

 

今年ニュースで見たシュノーケルでの死亡事故も

殆どが単独行で死んで見つかるパターンでした。

 

ホントはシュノーケルを一緒に行けるコミュニティみたいのが

あるのが良いんですけど、

色々な問題があって難しいらしいと言う話を聞きました。

 

文字ばかりの記事になってしまいましたが

海での楽しいシュノーケルをしてもらいたいので

こんな記事を書きました。

実力を過信せずに時に憶病に自然に接してください。

安全マージンはいつも広めに保つのがモアベターです。

 

では。